考えることが「いいこと」とされることに腹が立つ

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(「フリー写真素材ぱくたそ」さんを使ってみた。)

僕は考えることが「いいこと」だと思って育ちました。

事あるごとに、自分の力で考えるように促され、真面目に考え、評価なんてされてしまって、よく考えることで周囲から認められる、という流れです。

考えることが「いいこと」とは限らないと思い始めたのは22歳くらいからです。

考えることが深くなればなるほど、周囲の人に迷惑をかけるようになってきたからです。

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「よく考えていてすごいね」はただのお世辞

僕は騙されやすい人間です。
だから小さい頃、「優しいね」と言われれば「自分は優しいんだ!」と思っちゃうし、「色々考えていてすごいね」と言われれば「自分はすごいんだ!」と思ってしまっていました。

でも、考えれば考える程おかしいな、と気付いていく。
「優しい自分はどうして人から優しくされないんだ?」とか「すごい自分はどうして頼られないんだ?」とかね。

そういう経験値を積まないと、お世辞とか嘘だと気付けないし、しかも挙句には裏切られたなんて思ってしまうから愚かでした。

相手に騙す気など無い以上、騙される方が悪いの典型だと思っています。
(ま、本当に思ってくれる人ならそんなお世辞とかで翻弄してきませんが)

参考記事:不器用な人間は複数の会社を同時に受けるなんてできない。

考え過ぎは愚かな行為

とにかく、それはもうとにかく、考えることを身につけさせようとあの手この手でトラップが仕掛けられていますが、世渡り上手は考えない人か考えの隠し上手です。

自分で考えることは、さも素敵で偉大な行為のようにアナウンスされるけれど、お世辞じゃない実を伴う評価が欲しいのなら考えないで従い、指示を的確にこなすスキルを身につける方がいい。精神的にも技術的にも。
新人社員が自分で考えることなんて歓迎されないことからもわかるように、学校で散々考えた挙句、考えることはここからハイ封印というシステムはまだ多い。

考えることが真実に評価される世界は多く存在しないし、考えるルートにはまってしまった愚か者はそのわずかな世界で人生の充実を捜さないとならない。
結局そこにも思考停止が要求される。壁の外の世界に目を向けてはならないということだ。巨人に立ち向かうのは愚かだ。

考えるということは、宇宙の寿命と戦うということ

考えろ、考えろ、とアナウンスされている0歳~18歳前後。
なぜプラネタリウムは宇宙の終わりの話とかをしてしまうのでしょう?

10歳にもなる前から自身の人生の終わり、無意味さ、それをも考えきってなおも生きることについての命題と現実的な充実を求めることを課せられる。

もう一度言うけれど、考える行為は愚かな行為だ。

そして、考えるルートにはまった以上、考えなかった頃にも戻ることができない。もし現実的にできるとしたら、思考停止をしているかのようにソーシャルスキルを身につけることだ。

僕がなぜ、考えることによって人に迷惑をかけるようになってきたのか。
それは僕が相手と対面することで相手自身の人生の迷いや矛盾をつきつけてしまうからだ。

人生の終わりについて、考え始めるのに早すぎることはないなどと思うのかもしれないが、僕は無邪気な幼少時代を望む。

そして、極端はいけないよ

僕は考えることはよくないと散々これからも説明することになるが、別に考えない事こそが正義などとも思っていない。

考えることが「よいこと」とアナウンスされるのと同じ量だけ、考えることは「よくないこと」だとアナウンスすべきなのだ。

どこから「それは考え過ぎだよ、ちょっと置いといて気分転換しようぜ」で、
どこから「もっと自分で考えよう、人の命の質も量も脅かされてはいけない」なのかを、
もっともっと事あるごとに、小さく、大きく、話せるような関係が築かれないといけない。

バランスを取ることこそが正義だと思う。

裁量などという言葉もあるが、裁量だと思う。

感情移入が考えることに付帯すると生きづらさになる

そして、バランスを取ることが課せられると、感情移入の壁にぶつかる。

両者の感情を想像できてしまうことは精神の不調をきたす。
だが、そういう人材は一定数求められている。

だから感情移入を豊富にできる人、できてしまう人を支えていくシステムも必要になる。
被害者のことも加害者のことも一度置いておいて、一緒においしいものを食べられる「理解者」が個々に必要になる。

そういうことを考えている僕は、でも結局本当に「優しいな自分!」って思う。

そんなかるべの話でした。

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